自分だけじゃない (10月)

気分転換に友人とコスモス畑に行って心癒やされた後、コメダでお茶することにした。友人は私と同い年、同じように新卒入社の会社に今も務めている。

友人に休職したことを話した。理由を話したら、やっぱり「考えすぎだ」と言われたけど、でも同じ年齢の悩みとして、自分にも同じような気持ちがあると話してくれた。やっぱり20代後半にもなると、今まで任されていた仕事と違う業務になってきたり、後輩や部下を抱える地位に就くこともある。それで今まで通りには仕事は進まなくなり、気持ち的にも余裕がなくなる。任された仕事を頑張ってこなすだけではついていけない。何手も先のことを考えて動かなければならない。責任も取らなければならない。頭ではわかっても、簡単に切り替えたり、出来るようになったりするわけではない。改善や成長には時間がかかると話した。

お互いそれは理解していて、それでも続けられている友人と休んでしまった自分には差があるように思えた。人と比べるようなものではないんだろうけど。自分主軸で物事を考えるべきなのに、出来る人と比べてネガティブになってしまう。

あとは、環境を変えるのも一つの手だと話してくれた。やっぱりいやなことや辛いことがあっても、職場に相談できる人がいたり、会話を楽しめたり、仕事以外の面で支えになるものがあったりすると、乗り越えられたり踏ん張れたりする、と。

友人は同期と愚痴を言い合えるのも大事な時間だと言っていた。確かに私は職場に同期はいないし、気軽に愚痴を言い合う人もいない。めちゃくちゃ人間関係が悪いわけではないけれど、きっと自分にとっては居づらい場所だったんだろう。それならいっそ、職場を変えるのはありだと思う。

という話になった。

たしかに、私が退職を渋っているのは、待遇が悪くないからってだけで、別にこの仕事が好きとか、未練があるかと言われたら、別にない。じゃあとっとと変えればという話にもなるけれど、それはそれで、逃げのような気がしてしまう。この歳の誰もが感じる道なんだから、自分だって頑張るべきなのではないかと。そんなことを永遠とぐるぐる考えて、優柔不断な私はまた沼にはまっていく。

もう誰かいい仕事紹介してくれ。それに飛びつければラクなのに。こういうのを転職エージェントに任せるのかな?今度転職サイトに登録してみようかと思う。

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